朝から出麹のため作業場へ。
これで仕上がり・・・のつもりが、まだ麹が若い。冷え込んでいることもあって品温が上がりきらず、醗酵の進みが遅い。麹の菌が行き渡っていない部分もあるよう。
このため前日と同じように、もう一度醗酵器から醗酵中の米を取り出し、ほぐしながら良く混ぜる。終えたら、改めて醗酵器に戻す。朝の作業は、初めて一人で。前日よりはほぐすのがたやすい状態で、また少し慣れてきたこともあり、1時間半ほどで終える。
前日に続いて味噌作りにきていた方に、まだ若い感のある麹を4袋を買っていただく。「うちの年寄りが甘酒が飲みたいと言う」と。原料には、農薬をあまり使わず谷水で作った米を使った麹が、1.2キロで500円。市販価格は100グラム100円より高いからかなり安い。
夕方から、改めて出麹のため作業場へ。
1.2キロずつ袋に詰め、「金山寺味噌・甘酒づくりに 高宮こうじ」のパソコン手作りラベルを貼っていく。二人で約1時間。昼のうちに売れた4袋も含め、合計62袋と半分ができた。
明日の講演会先で30袋程度の予約を取ってきていただいているので、残りは30袋弱。近所のスーパーに、扱ってもらえないか交渉。見た目が普通の米に近い、袋の入り量が多い・・・という指摘があったが、ひとまず5袋置いてもらえることに。移動販売車に積んで、山あいの集落に持っていってもらうとより売れるのではないかと思うのだが。期待しよう。